年に2回あるIPAが主催する情報技術者試験の1つである応用情報技術者試験。
試験間近となり確認しておきたいのが当日の持ち物と流れ(注意しておくポイント付)です。
まずは持ち物から、必須なものには★マーク、あった方がいい物には●マークを付けます。
基本情報技術者の時となんら変わりありません。
★受験票(顔写真付き) ※1
★HBまたはB以上の鉛筆、シャーペン
★消しゴム
★時計
●目薬
●定規
●ティッシュ
●ハンカチ
※1 ..受験票を忘れた場合は試験開始30分以内に用意ができれば試験を受けることができます。
まずは当日の流れから説明します。
試験開始が9:30ですが着席は9:10までです。
9:10分からは試験の説明と解答用紙、問題冊子の配布があるので会場には9:00までには着くようにスケジュールしましょう。
会場について一番はじめにするのが自分の受験番号はどの部屋が会場なのかをチェックすることです。次に会場の場所に移動する間にトイレを済ませておきましょう。
そして会場につき着席したら監督員の指示があるまで教科書を読んだり机の上に置くものの配置をしたりし待機しましょう。
さあ、ここからが本番、9:30から12:00までが午前の試験です。
途中退室は10:30からできます。
午前は比較的時間が余るので見直しを十分したら午後に備えて途中退室することをお勧めします。
お勧めする理由としては試験終了10分前になると答案の回収と数の確認が終わるまで出られないのでタイムロスが多いことと、昼食をするお店や売店が混み合ってしまい午後に向けての準備がスムーズに行えない可能性があるからです。
また問題冊子は持ち帰ることができるので回答した記号にチェックをしておくことで後で自己採点することができます。
お昼休みは12:00から12:40分です。午後に備えて昼食を取りましょう。あと気合を入れてレッドブルなどもいいかもしれませんがカフェインが多く利尿作用があるので眠気の覚める紅茶などを飲むのがいいでしょう。
12:40からは午前と同じ場所で午後の試験の説明と問題冊子などの配布があります。
午後の試験は13:00から15:30までです。
午後の問題は午前より難易度が高く解くのに時間がかかり、見直しにも時間がかかります。そのため前日までに問題を解く時間配分をしておきましょう。
午後の見直しの仕方のお勧めは一番できなかった問題以外に時間を割いて見直しをすることです。
情報技術者試験の特徴は午前午後各60点以上で合格なので完璧を目指すのではなく、どうすれば合格ラインに達するかに注力しましょう。
なぜ一番できなかった問題を捨てて見直しをするかというと、仮に見直し前の点数が59点の場合できなかった問題を解こうとするより、できた問題の中でできなかった部分を見なおした方が遥かに合格ラインに乗せやすいためです。
午後も同様に14:00から途中退室可能ですが午後に関しては最後までやり切ることをお勧めします。
15:30になると試験が終了し監督員が答案を回収して試験終了です。
ちなみに合格発表は試験日から約1ヶ月をとなります。
これが当日の大まかな流れとなります。
応用情報技術者試験は合格率が10%台で国家資格の中でも難関な部類にはいります。ですがその分、合格した時の喜びも一層高くなります。
初めての方もリベンジの方も当日は最後まで力を出し切っていきましょう。